何を書いても構いませんので@生活板138
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何を書いても構いませんので
823:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 10:58:09 ID:td.mt.L1
最近「少年漫画や子供向け文学で十代だった主人公が中年になった」って設定の続編がたまに出る
コロコロコミックやサンデーの主人公だったりズッコケ三人組だったりラノベだったり
単なる話題作りで速攻消えるやつもあるしそこそこのテーマ性を持つやつもあるし内容は様々

個人的には「ぼくらの七日間戦争」の中年バージョンをぜひ読みたかった
今の子にはピンとこないかもしれないけどあれに当時の小中学生には物凄くハマりまくってた
作中で「ぼくら」が主張する「大人は全員ずるい」は当時小中学生の正義の代弁者だった


当時は何となく世間全体にも「体制は悪で反体制は正義」っていう感覚があって
そしてネットもなかったからどんな意見でも第三者に冷やかされることはなかった
エコーチェンバーとかそういう概念すらなかった
作中で「正しい子供」が「悪い大人」をやっつける展開に当時の中学生は熱狂していた
雑誌とかの読者投稿欄で「僕たちも立てこもりました!」とか普通に載ってた

そんな風に全国の中学生の旗印となっていた「ぼくら」がどんな大人になったのか
それをちゃんと書いて決着させるのは熱狂させてた作者の義務じゃないかとすら思う
子どもの立場のまま言いたいこと言って自分らだけ大人にならず消えるのはフェアじゃないだろ

A「ぼくら」はそのまま順調にかつて主張していた理想的な世界を作った
 あの世界はそういうファンタジー世界であって現実世界じゃなかったルート
 作品としては楽だろうがそんなファンタジーを現実と誤認してた当時の読者が救われなすぎる

B「ぼくら」はあの日の志をなくさず理想的な世界を作るため今日も戦い続けている
 集団カルト化ルート・正直本当に書いたらあの作者はこっちに行ってたと思う

C「ぼくら」は大人になって子供をもってかつて批判していた「大人」になった
 「ぼくら」の子供たちが「大人はずるい」と主張して立てこもる
 このルートに行く確率は超絶低いけど個人的にはこれが一番読みたい


だから作者が亡くなったニュースは物凄く無念だった…
「ぼくらの中年時代」を書いて時代に決着をつけて欲しかった

824:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 13:02:42 ID:Pg.ko.L1
>>823
誰にでもなり得る選択肢を潰さないこともフィクションが持つ夢の力のひとつだし
今まだ子供である読者たちにも夢を与え続け残り続ける作品なんだろ

825:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 13:08:06 ID:3p.mt.L1
>>823
子供の頃から、いずれ主人公たちも子供だったことを忘れて大人になるんだろうなと思ってたよ。
だからCなのかな。でも、ああいうファンタジージュブナイルについては、現実をつきつけて、子供の夢を壊すのは無粋だと思う。

827:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 16:47:04 ID:03.5p.L1
>>823
忘れて無かったことになる・・・のかな
あの小説は全共闘を懐かしい事的に書いているノリが個人的に受け入れられなかった記憶がある
昔は学生運動とかあったが失敗したみたいに聞いていたからかな

ちなみにあれ、電車だったかなんだったか忘れたけど
学校の先生に出題者(子ども)が得意とする分野を出題する場面があったはず、この子もズルいだろって思った記憶がある

Cについてはドラえもんで似た話があった。
のび太が言うには
「パパは頭が古くて怒りんぼで勉強しろ勉強しろとうるさい」

将来産まれる、のび太の子どもに話を聞くと
「パパ(のび太)は頭が古くて怒りんぼで勉強しろ勉強しろとうるさい」

さらにその子ども(セワシ、のび太の孫)に話を聞くと
「パパ(のび太の子ども)は頭が古くて怒りんぼで勉強しろ勉強しろとうるさい」

みたいな話があったと思う
ギャグでもあると思うのだが、結構よくできた設定で、
子どもたちにはこれを読んでちょっと考えてみて欲しいと思った

830:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 18:35:49 ID:y8.oq.L3
>>823
途中で誘拐事件が起こってそっちが物語のメインになってた記憶しかないわ
あの話に若いユートピアは感じなかった

826:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 13:10:11 ID:Pg.ko.L1
フィクションの登場人物に「おまえらだけ子供のままでいられるのはズルい」と思うのはまあノスタルジーの一種としてありだが
「自由闊達だった子供も大人になったら大人として苦労する」展開を作品にして
登場人物の子供時代を羨む自分のもやもやを代償しろなんて言ってしまう精神年齢が心配だよ

828:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 17:08:52 ID:yM.ko.L1
「将来絶対こうなるんだから子供の今もうそれを言うな」というのもなんだかな
親が振り返って「自分も子供の頃こんなこと言ったな」と情状酌量しつつ
だが親として必要なので面倒小言は言うぞっていうくり返しの面白みじゃねえの
その漫画描いたのもそこを通り過ぎた大人だしね

829:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 17:21:00 ID:td.mt.L1
かつての十代ヒーローが中年になった設定は基本的に悪趣味なもんだね
ただその悪趣味さでしか表現できないものというのはあると思う

個人的にはズッコケ三人組のツチグモ共同体の末路が良かった
少年ズッコケ当時の世間はそういう俗世から離れた社会共同体が理想みたいな時代だった
共同体自体もそれに共感して残ったゲストキャラも好意的に書かれて話は終わってた

でも中年ズッコケではゲストキャラも共同体も容赦ない結末になっていた
時代の変化と理想の結末にきっちりケジメをつけた名作だったと思う

831:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 18:52:22 ID:y8.oq.L3
大人オバQあったけど、誰も幸せを感じない内容だった

832:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 19:22:33 ID:mn.5p.L1
ジョジョの承太郎さんは例外か

833:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 19:27:54 ID:7O.cj.L1
オバケのQ太郎の後日談的なやつは良い感じだった
子供の部分を残しながらもちゃんとみんな大人になってて
大人になっても少年時代の友人達とはみんな仲良くて
日々不満を感じることもありながら現実的な夢や希望もあり
何を夢とするか希望とするかを悩みながら選択して
それを明日の原動力として家族や友人とともに幸福な未来のために進んでいる感じがとてもよかった

834:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 19:29:40 ID:7O.cj.L1
>>831
あれ?そうなの?
ゴメン記憶違いかも
Qちゃんじゃなかったのかな

835:名無しさん@おーぷん 24/04/23(火) 20:18:02 ID:y8.oq.L3
>>834
誰も~は個人の感想だから気はしなくていいよ